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2016年2月16日 (火)

「竜山石」上塗施工

職業訓練の一貫として職人への指導、教育訓練の手順を確認すべく上塗の施工を本日、

平成28年2月16日火曜日に実施しました。

中塗りは14日に施工していたので配合を検討しながら上塗しました。

P2164012

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P2164017 使用材料は上記ですが竜山石の骨材を変化させています。

今回の上塗は①1m/m ②1~2m/m ③3.5m/mの3種類使用しました。

P2164016 確実に軽量を行った上で配合しています。

P2164018 中塗りの乾燥状況は良好でした。

P2164019_2 まずはドロマイドプラスターと竜山石骨材1ミリにて(白雪すさ配合)

P2164020 次にドロマイドプラスターと竜山石1~2ミリ(白雪すさ配合)

P2164022 1ミリ骨材の仕上がり状況

P2164023 1~2ミリ骨材の仕上がり状況

P2164024 次に土佐しっくいに竜山石骨材1ミリ

P2164025 練置きを事前にしていた方が塗りやすかったかもしれません

P2164026 次に土佐しっくいに竜山石骨材1~2ミリ

P2164027 次にラスカット地ポリマー30#で下地した上にドロマイドプラスターと竜山石骨材3.5ミリ

P2164028 骨材のみ配合を変えて

P2164029 ドロマイドプラスターから土佐しっくいに変えて

P2164030 土佐しっくいのみ配合を変えて

P2164030_2 ある程度綺麗に頭をはった上で後ほど洗出し風の施工をします

P2164031 ポリマーミックス40#を使用しての施工

P2164032 この材料は扱いやすい

P2164033 同じく配合を変えて

P2164034 3.5ミリの骨材を入れて塗りつけたものを洗出しのように施工していきます

P2164036 ドロマイドプラスターでの仕上がり表面

P2164037 土佐しっくいでの仕上がり表面

こちらはスサが表面に残ってしまいますのでうまくいきません・・・

P2164038 ポリマーミックスでも同様に施工しますがなかなか石がでてきませんでした

さて、これで上塗終了で試験体にて様々な検証をしていきます。

同時に施工的な手順も確認出来たので今後の左官技能訓練に活かせることでしょう。

ご協力頂きました一般財団法人 建設業振興基金 三十木専門役さまに感謝申しあげます。

また、チームリーダーである阿食相談役並びに実行委員長の吉村理事、お疲れ様でした。

邑智理事長も寒い中、立ち会いをして頂きましてありがとうございました。

施工を協力して頂きました亀井組の3名の職人さん、ご苦労様でした。

全体の施工としてはうまくいったかと思いますが、より良い実験結果が出ますことを願います。

本当にお疲れ様でした。左官工事復権の礎となる事を期待します。  by大関 憲二

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